Ｗ１２４ＡＴシフトブッシュの交換

色々なホームページや掲示板でも話題にのる「ＡＴシフトブッシュ交換」です

最高速号も１３年！１０万キロになったことだし、交換することにしました

シフトグロメット　Ｍ１１５−９９２−０３１０　２４０円×２で５０４円
クリップも一緒に注文することをお勧めします（理由は後ほど）
パーツ番号０００−９９４−４１６０　一個６０円ぐらい二個必要です　

純正ブッシュ	取り付け場所

感じは 硬いウレタンブッシュみたいです　前後用二個必要です （前側が早く痛む）
前側はこの部分にあります　しかし奥の方にあって交換は難しいそうです

後ろ側	拡大写真

後ろ側のブッシュです　この上にはシフトレバーがあります
こちらは見えやすいですが果たして簡単に終わるでしょうか

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では作業です
　

１０ｍｍのボルト	外す

隙間から長いラジペンでつまむ方法やドライバーで突っ込む方法などが紹介されています
一番基本的な シャフトを外して取り付ける方法を選びました
この１０ｍｍのボルトを抜いて固定ステーを外します
後ろ側はクリップを外せば隙間からシャフトが抜けます

後ろ側	シャフト

これで前側はゆっくりと交換できます（外す処のアイマークを忘れずに書くこと）

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簡単な前側からです

ステー	外れた

ブッシュはクリップで止まっています　クリップを抜けば取れます
ステーに切込みがあります　そこにクリップが嵌るようになってます

新ブッシュ	取り付け

新しいブッシュを入れます　この状態でもブッシュが硬くかなり苦労します
傷をつけないようにテープを巻いたドライバーで突っ込みます　なんとか入りました

必ず中で回転させてしっかり凹に嵌っていることを確認します
クリップを差し込んで終了です（前側だけですけど）

新旧比較Ａ	新旧比較Ｂ

新しいクリップ は差し込むためのつまみがあるそうですこれなら簡単に嵌りそうです

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さて今度は後ろ側です

後側ステー	後側リンケージ

古いブッシュを取り出してそこに新しいブッシュを挿入します
リンケージの棒を差し込んで押しながらクリップを嵌め込みます

クリップ	取り付け

クリップの裏側はこのようになっています　ラジペンで広げて嵌めます
手前に引くとロックされます　新しいクリップはこのようなツマミがあるそうです　　

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ところがそんなに簡単ではありません！！

まず 古いブッシュは壊してもよいのでこじって外せばよいのですが
新しいブッシュをはめ込むのが一苦労です 硬いんです

手ではまず無理です　ラジペンやドライバーで嵌めようとしても上手くいきません
（お湯を用意してしばらく漬けておきました（笑）少しは柔らかくなりました）

ブッシュを変形させたり削りたくありません　ドライバーを総動員させて嵌め込みます
少し入ったら手で押し込みながらラジペンで引っ張りこみます

このときに室内のシフトゲージを２ｎｄに動かしておくと（作業する時にはパーキング）
下のステーが真下にきて少しは作業がしやすくなります

はめ込んだら 今度はクリップです　新しいブッシュは 厚い分切込みが見えません
シャフトをバールで押しながらラジペンで挟んだクリップを押し込みます

少し嵌ったらラジペンで引っ張ります　なんとか嵌め込みましたが手が痛くなりました
（新しいクリップだったら少しは簡単そうです）残念！

以上なんとか終了しました　今回は苦労したので３時間ぐらい掛かりましたが
慣れれば（笑）１時間で終るでしょう（多分）では頑張って下さい

「その後何回か交換しました」 が「新しいクリップ」なら簡単？に嵌りました
交換作業をする予定の方絶対にこの「新しいクリップ」を注文して下さい


試運転をしました　見た目はあまり悪くなっていなかった旧ブッシュでしたが
交換後は「ＡＴシフトレバー」の「カッチリ感」がでていました　お勧めです


ドレスアップ？実用的か？効果はあると思います

「Ｗ１２４　ＡＴオイルクーラーを取り付ける」