SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送

雪上車のお話

こんな車に乗ってました(^^)
ピステン表紙

昔昔 スキー場で働いていたことあります
最初はパトロールで後に圧雪車のオペレーターをしてました

*ピステン(メルセデス社)*LMC(アメリカ製)*大原(国産)に乗ってましたが
ここでは 『ヤナセ』 で輸入しているピステンについて話します

1:雪上車とは

ゲレンデの凸凹をならしたり、コースを作ったり、除雪をしたりする作業車です
活動は夜間なので一般の人はあまり見ないです

2:ピステンとは

正式名称は 『ピステン・プーリー』 ブランド名です 普通は 『圧雪車』 と呼びます
ケースボーラー社製(勿論ドイツの会社)輸入元は 『ヤナセ』 です
価格は3千万〜5千万ぐらい(2002年当時)で付属品によって違ってきます

3:エンジンは

勿論ディーゼルターボです 型式によって色々とあります
あとで詳しくお話します

4:乗員数は

二人及び三人です 後ろに人を乗せるのは本当は禁止です

ピステン 作業中


A:履帯(トラック)

いわゆるキャタピラのことですキャタピラというのは『キャタピラー社』の商標です
英語では 『CRAWLER』 (クローラー)といいます

B:ブレイド

前に付いている金属板のことです
3分割になっていて左右と上下・斜めなど細かく動かせます

C:ティラー(ミル)

後ろに付いていて雪を砕いて固めます シーズン始まりは雪が少ないので使えません
これもスピード・深さ・傾きなど細かく調整できます(跡を消すのも技術のうちです)
シーズン最初で雪が少ない時には 『引きずり』 というただの板を引っ張ります



種類(機種)等色々とあります

1:100シリーズ

一番小さなタイプ 軽いのが特徴(軽いと登坂力がある)

ピステン100 点検中

総重量     4400kg(装備込み)
エンジン型式  ダイムラーベンツAG製MercedesOM904LA直列4気筒4250cc
エンジン性能  最大出力 125kw 最大トルク 660Nm/1200rpm

2:200シリーズ
 一番使われているタイプ 力と重さのバランスが良い

ピステン200 作業中

総重量     7400kg
エンジン型式  MercedesOM906LA直列6気筒6370cc
エンジン性能  最大出力 205kw 最大トルク 1100Nm/1300rpm

3:300シリーズ
 最新型色々と近代化しているそうですが乗ったことないです(2001年当時)

ピステン300 作業中


総重量    8400kg
エンジン型式 デトロイトディーゼル製40−8.7LTA 6気筒8700cc
エンジン性能 最大出力 246kw 最大トルク 1424Nm/1300rpm

室内を見てみましょう


内装:なんとレカロシートで、勿論左ハンドルです

コクピット ステアリング

コクピットと呼ぶに相応しい運転席です両手両足フル活動ですオートマです

レカロシート 運転席

非常に傾きますので4点式(シュロス)シートベルトですこんな感じで操作します

ついでに国産車の 『大原』 です

大原輸送車 大原雪上車

南極にも行けそうです 人を運ぶときにはこれを使ってました
かなり最近の大原雪上車です綺麗です

ついでにLMC(アメリカ製)です
LMC LMC2

なんと一人乗り 徹底的に機械に拘ってまして小さな座席・小さな窓・ワイパー
(小さいと凍りにくい)シングルシーターなのでキャビンを小さくできて軽くできる
その分ブレード(作業台)など非常に大きくしてある いかにもアメリカの機械です


さて大体の説明は終りました次は作業です運転もお教えします

『運転と作業について』 です




back    home    next