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M104エンジン解剖編 その4

14本のボルトを外してヘッドシリンダーを取ればガスケットが出てきます

抜けたガスケットとはどういう状態なのでしょうか

トリプルスクエアM12 非常に硬い

非常に硬いスプラインビットボルト一人では無理です
皆で力を合わせて緩めます 工具はお借りしました

緩む 長いボルト

ようやっと緩んできました コツが分かれば一人でも大丈夫です
長いボルトでいくら回しても出てきません

マグネットで持ち上げる 14本のボルト

最後はこうやってマグネットで引き出します
取り出した14本のヘッドボルト再使用はしません

いよいよシリンダーヘッドを外します

慎重に 持ち上げます

二本ピンがあります傷を付けないように慎重に持ち上げます
よいしょっと結構重たいです40kgぐらい?

皆で移動します 傷をつけないように置く

シリンダーヘッドを安全な所に移動します
傷を付けないようにダンボールの上に置きます

ヘッドガスケット 抜け

ようやっとヘッドガスケットとご対面です
やはり酷いことになってますピストンが笑っているようです

ガスケット抜け ヘドロが詰まっている

一番側のヘッドガスケット このようになっています
水の通り道もヘドロが詰まっています

ヘッドガスケットを剥がす スクレッパー

シリンダーヘッドを傷を付けないよう剥がしていきます
よく切れるスクレッパーを使いましょう

ヘッドガスケット エンジン

剥がしたヘッドガスケットと記念写真
ヘッドガスケットを剥いだエンジンブロック側

シリンダーヘッド側のバルブはどうなっているんでしょうか

結構キレイなエンジン 拡大写真

バルブの拡大写真六気筒分のバルブ詰まっている4×6=24個のバルブ
水の通り道ヘドロで詰まっています

6・5・4番 1・2番

錆びているのは水が混じった証拠です
ピストンは研磨すれば綺麗になるそうなので心配していません

一番バルブ 拡大写真

シリンダーヘッド側の写真です上死点なので閉じています
拡大写真です吸気排気バルブの形違うんですね

これでヘッドガスケット、ピストン、バルブの様子が分かりました

特に悪いところは無いようです 心配していたウォーターハンマーもなっていなかったです
無理をして走らなかったのがよかったようです

フシヤンさんからその時の状況を聞きましたので引用させてもらいます

痛い腰をかばいながら運転を楽しもうと久々に乗りこんでエンジンをかけてここはいつもと変わりません
走り出して約20分。水温はやや高い目の90〜95℃で安定した状態で普通に走ってました

アイドリングは若干ブレてたけれども(^^;
一般道路を約60Km位で走行中、加速しようとアクセル踏んだ時にややカブリ気味のようになって
更に踏み込んだのに変な振動を感じたのでアクセルオフ

エンブレで左に寄って停車してエンジンオフ水温は走行時は95℃位でヒート気味ではなかったのに
何故かな〜と思って、停車して水温を見ると100℃位

ボンネットを開けて見るとサブタンクは空になってましたでも漏れた形跡なし
セルを回そうとしたが回らずヘッドガスケットが飛んだのでは!?と思った

プラグを抜こうにも車戴工具がありません仕方なくゆりかもめさんにHELPをお願いしました
到着してすぐにプラグレンチを借りてまず怪しい6番を外す OKでした
夜で腰痛もキツイので諦めて牽引してもらい戻る事にしました

とのことやはり無理しないですぐエンジンを止めたのがよかったようです
普通は無理をしてとりあえず家まで帰ろうとして結局は壊すのです


さていよいよ最終章です(長かったな〜)


「エンジンスタンドにセットして編」 です



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