アケボノテストコース体験記
はなまるさんから「こんな面白いイベントがある応募してみたら」というメールがきました
ブレーキで有名な「アケボノテック」主催の講習会ですテストコース走行会もあるそうです
早速応募してみましたが応募数が多かったのか残念ながら落選でしたがっかりしていると
欠員がでたらしいから参加できるように頼んでみるという有り難いお言葉です待っていると
一度は落選したもののはなまるさんのご尽力により繰り上げ当選になりました
どうせ自分の車では走れないので当選組三人で一緒に行くことになりました
日時:
2003年9月27日 11:00〜16:30予定 雨天決行
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場所:
アケボノテック(株)プルーピンググラウンド いわき市小川町
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内容:
ブレーキの重要性を理解体験して、危険の認知意識の向上
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以下りっぱな連絡書が配られました「免許書」「健康保険証」を必ず持参のこと
皆さん大人なので忘れませんでした
7時半少し前、はなまるさん宅出発これから先220kmの道中です
ん?間に合うのか??車は当然「青い鳥号」ですカーナビセットします
CDナビなので遅い!(笑)いわき市は東北です(CDの切り替え)
到着予定時間11:20!間に合うのか!!!
イメージです
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首都高から |
東北道全開〜 |
アケボノテックテストコース到着10時20分予定通りです(笑)
STAFの方に案内され会場に入ります
体験記
<低μ路ABSテスト>
滑りやすい路面を使ってABSが効いている状態とABSが
効いていない状態を体験し、ABSの役割について学びます
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低μ路 |
横滑り |
イメージです
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雨の全開 |
F1Ferrari |
バサルトタイル(風呂場のタイルと同じ性質だそうです)
スプリンクラーで水を撒き、低μ路を作り(0.2μで圧雪路面と同じぐらい)
50km/hで入りフルブレーキ!先にあるパイロンをよける
ABSあるなしでどう違うかの体験です
低μ路コース図
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低μ路コース図 |
低μ路コース |
Aコース長さ200m幅8m磁器タイル摩擦係数0.08−0.10 氷上程度
Bコース長さ200m幅8mバサルタイル摩擦係数0.23−0.28 圧雪程度
最初は
「ABS無しの車
(シビック)」ですヘルメットをかぶり運転席に乗り込みます
助手席には先生が居ます少し残念
雪道は何回も走ったことがありますのでたいしたことないだろうとブレーキをかけます
ところがちょっとブレーキ(軽いですね)掛けた
瞬間クルマは横を向いて
しまいました
一応カウンターをあてますが関係ないです(笑)パイロン轢いて止まります
感想は「アッという間」です 印象としては「軽いブレーキだな」です
次は
「ABS付きのシビック」に乗り換えます(同車種です)
先程と同じ63km/hぐらい(50kmでは面白くないのでちょっとスピード上げてます)
突っ込みますブレーキを踏んだ瞬間ABSが効きパイロンを避けるためステアリングを
きるとクルマはきちんとねらった処をトレースしますちゃんと前を向いた状態で止まります
さすがABSの威力です
ホンダのABSは軽くタンタンタンといった感じで効きます
W124の場合は皆さんご存知のようにガクガクガクと効きます
そのへんのところは各社の味付けなんでしょどちらが良いかは分かりません
最後に時間が余ったのでもう一度体験させてもらいました
ABS付きは面白くないのでABS無しでパイロンを避けられるか挑戦してみました
結果40km/hぐらいならなんとかなりますがそれ以上だとまず無理ですね
この路面ですとブレーキ踏んだ瞬間スピンしてしまいます
あとで聞いたところ皆右側向いてスピン(リヤが左に飛び出す)します
それには理由があって
水を逃がす方向が右側(排水溝がある)少し傾いているそうです
最後にスタッフの方が説明していました
「いくら高性能なブレーキパッドでも止めるまでが仕事、あとはタイヤと路面の問題です」
そのための低μ路走行体験だったと思いますよい体験でした(^^)
次は
「パッド材質別比較体験記」 です