プラリペア実践編
W124パネルの爪折れ補修に挑戦
別件の修理依頼できましたが シフトゲージパネルの爪が折れています
パネル面のひび割れ補修で送ってきた物なのですがよく見たら爪がありません
持ち主の依頼でその部分の補修をすることになりこちらにお鉢が回ってきました
在庫で持っている正常なパネルと比べてみます
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比較検討 |
爪が折れている |
折れている部分が無いので
「型取り君」
の登場です
説明書によれば「温めるだけで精密な型取りが簡単にできる何度でも使えて経済的」
ポリエチレン系素材なのでお湯の中に浸ければ柔らかくなり冷えれば硬くなるます」
「型取り君」で型をとります(金型の作成)
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型取り君 |
抜き型 |
お湯に浸けて柔らかくなった「型取り君」を団子状にして原型に押し付けて型を取ります
このまま一晩置きます 翌日硬くなった「型取り君」を剥がすとこのようになります
これで
「金型」
ができました
いよいよ「プラリペア」の登場です
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固定 |
プラリペア |
爪が折れている修理品の登場です 「金型」を固定します(もっと完全にやるんだった)
凹の所に粉(造形補修剤)をまぶします 注射器でリキッド(造形固定剤)を垂らします
このまま一晩置いておきますと このようにできました
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型抜き |
左右完成 |
「型取り君」を剥がすと(ゴム状なので広げれば取れる)このようなものができます
反対側も同じように作ります(本当は金型も左右違いますが今回は同じ物を使用)
PROXXONリューターとプラスチックニッパー
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カッティング |
試作品 |
精密用リューターです ニッパーもプラモデル用ミニニッパーです
バリをカットしてリューターで仕上げていきます削り過ぎに注意
慎重に慎重に削って完成
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仕上げ |
完成 |
色を塗って(ちょっと
「す」
が目立ったので まだまだ下手ですね)
完成です\(^^)/ この方法だと丈夫な補修ができます
プラリペアについては こちら
「強い味方プラリペアのお話編」 をどうぞ
次は
「プラグコードのリペア」 です