ヒーターバルブ考察編
最高速号(W124 300E−24)のヒーターバルブが壊れました
『ウオーターポンプ交換』
の最中、何回もクーラントを交換したせいか
エンジンをかけヒーターを入れると「ウィーン・コトッ、ウィーン・コトッ」と音がします
普通正常なら「コツッ・コツッ」とピストンが動く音が聞こえます いよいよきたか
まず作業がしやすいように「バッテリー」を外します
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ヒーターバルブ |
バッテリーを外す |
左ハンドル車の場合ヒーターバルブはこの位置にあります バッテリーを外します
配線(ソケット)を外します
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ソケットを外す |
ホースを外す |
両側の爪を押し付けながらソケットを抜きます 絶対に無理に引き抜かないように
W124の場合このように爪が付いているソケットが多いですよく確認してから外しましょう
ホースバンドを緩めてホースを外します ホースバンドは+ドライバーで緩めるより
「7mmのドライバーレンチ」
を使った方が簡単に緩みます(確実です)
ヒーターバルブ本体を取り出します
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固定ステー |
本体取り出し |
足場のゴムキャップを外せば本体が取り出せます(クーラントが漏れます)
分解修理で直せるか室内に持っていって確認をします
ここからは室内での作業です
ネジはトルクスでなくプラスネジでした なめないよう注意して6本のネジを外します
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分解 |
配線 |
ネジを外して上下に分ける段階でゴムが切れていました 多分修理不可能でしょう
プランジャーとピストン
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プランジャー |
ピストン |
プランジャーとは
シリンダー内を往復して流体を圧送する円筒形のもの
ピストンと同じ働きをするが、ピストンより高圧のポンプ、水圧機などに用いる
とありました なるほど納得です こちらは△形をしたピストンです2個あります
ゴムパッキン 経年劣化
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まだ大丈夫 |
もう駄目! |
最高速号の場合今まで交換していないので14年間働いてくれた計算です
クーラントは2年毎に交換(新車時から)していますので水垢は少ないと思います
すくなくてもプランジャーやピストンの不具合はありません このゴムパッキンだけです
これだけで5万円超ですか
たまりませんね(純正品をヤナセで買ったらの話ですが)
新品純正品を注文
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新品注文 |
純正品 |
000−830−65−84 BOSCH製ですが純正品です
注文は
「スリーポイント」
さんにお願いしました(即日発送ありがとうございます)
後日「ヤナセ」に聞いてきましたがやはり部品では出ていないです 本体だけです
誰かゴムパッキンだけ作ってくれませんかね 結構売れると思いますよ(^^)
2013年追記:この部品だけ注文できるお店が現れました(^^)
詳しいことは『Yahooオークション』で検索してみて下さい
取り付け方法
外したのと逆です 最初に脚のゴムを外して新品の方に取り付けておきます
このゴムは左右から差し込むようになっています 絶縁とダンパーの役目でしょう
あとはホースを嵌めてしっかりゴムバンドをしめましょう これで終了です
次は最高速号の
「エアクリーナホース補修」 です