ウオーターポンプ交換その3

とても細かいM104(24V)の交換マニュアル編 その3

ベルトテンショナーが取れました いよいよウオーターポンプを外していきます

まず構造をよく理解しましょう こんなマニュアルがあります

図解1 図解2

図解だと4本の6mmヘックス(263、264)を外すだけですけど

用意した工具色々ありますので順次説明します

へキサゴンビット PBヘックスレンチ

最初こんなもんで良いだろうと用意したへキサゴン これで痛い目にあいました
ヘキサゴンレンチ 六角棒レンチ アーレンキー PBでは Hexkeyなどといいます

詳しくは 「すずたかの工具部屋」 の 「ヘキサゴンレンチについて」 をどうぞ


邪魔なものを外していきます まずはホースです

アッパーホース ロアホース

アッパーホース、ロアホースを外します(この前の段階でも構いません)
このようなホースクランプ(ホース外し)があればクルリッと簡単に外せます

パイプ 5mmhex

リザーブタンクにいっている金属パイプを外します10mm一本で止まっています
途中に5mmのhexネジがエンジンブロックに固定されています 忘れないように

オーリング ホースバンド

この状態で引っ張れば外れますでも簡単に外れたらこのオーリングを疑って下さい
弾力があればスポッという感じで抜けます(このオーリングは付属していません)

金属パイプはこのまま移動してもよいしホースバンドを緩めて外しても構いません



次はエアクリーナーです

エアクリーナー ブリーザーホース

このブリーザーホースを外しますバンドをプライヤーではさんで緩めて回します
下に付いている細いホース(アイドルエアバルブに繋がってる)を忘れないように

10mmナットを外していく

エアホース 10mmナット

太いエアホースを外します 蛇腹になっていますから押せば縮みます
手前と奥にある10mmナットを取ります(真っ直ぐ出ていますので簡単) 

吸気温度センサーも外す

横の10mmナット 吸気温度センサー

横に付いている外しにくい10mmナット ラチェットレンチとジョイントを使います
吸気温度センサーは回せば外れます(緩いと二次エアを吸い調子が悪くなります)

エアフロと養生

外したところ 養生

これで上に引き抜けば外れます エアクリーナー本体ごと外してしまいます
エアフロに何か落ちたら大変ですすぐに養生(ウエスでも)しておきましょう



次はサーモスタットです

センサー類 ハウジング

サーモスタットハウジングを取る前にセンサー類を外しておきます(メモをしましょう)

1:カムポジションセンサー(これは今回はずさなくても大丈夫です)
2:電動ファン用水温センサー(19mm配線を外せばメガネレンチで外せます)
3:メーターパネル用水温センサー(19mm配線を外してメガネレンチで外します)
4:燃料用水温センサー(22mm手前に抜いてメガネレンチで外します)

サーモスタット本体を取り出します 穴の位置を忘れないように
サーモスタットハウジングは10mm3本です
(中のオーリングも古くなっていないか確認しておきます)



次はパワーステアリングポンプの移動です

パワステポンプ 固定ボルト

ベルトテンショナーステーを外した段階でこの二本のボルトは外れています
ポンプを固定しているのはこの裏側の10mmボルトです(見にくいです)

隙間がありませんが根気良く回して外します
(シグネットの72枚ギヤラチェットレンチが便利です)


ステーとポンプの関係

移動した跡 ステー

固定ボルトを外せば移動できます ホースを伸ばさない程度に動かしておきましょう
赤いプレートのナンバーをメモしておきます 『リペアキットを注文』する時に必要です


次はオイルフィルターパイプです

5mmhex 図解

M104エンジン(24V)にしか使われていないオイルフィルタークーラーパイプです
こんな感じでオイルフィルターをクーラントで冷やしていますAMGのアイディアでしょうか

ちなみにM1049エンジン(E320など)はここがメクラ蓋になっています
ここにトヨタ製水温センサーが付けられます(勿論M104は駄目です)

5mmHexボルトで止まっていますが固いです なめないよう注意して下さい


いよいよウオーターポンプを外します

ウオーターポンプ 全体像

相手は手強いです(^^;


次は こちら 「ウオーターポンプを外す編」  をどうぞ



back    home    next


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送