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W124冷却ファンプーリーの外し方

冷却(クーリング)ファンカップリングを外す機会はあまり無いかと思いますが

まずは取り付け場所と構造です

図面 冷却ファンプーリー

図11が「冷却ファンプーリー」14が「センターボルト」17が「プーリー」
53「ファンブラケット」これに44の「テンショナープーリー」が付いてます

クーリングファンブラケット ファンプーリー

「テンショナープーリー」付き「クーリングファンブラケット」
「ファンプーリー」が付いて「冷却ファンプーリー」が付きます

冷却ファンプーリーにはシリコンオイルが入っていて冷えている時は
粘性がなくゆっくり回ります高温になると硬くなり直結的になります

このオイルが劣化したり漏れて量が少なくなってくると直結になっても
風量が少なくなり水温の上昇につながります漏れを確認したら交換です



外し方です

モデルは最高速号(92年式300E−24)ですので他車種より面倒です
「羽ごと外す」のと「羽を外す」方法があります基本的には同じ手順です

中のクリップ 上側のクリップ

まず「ファンシュラウド」を外します 3ヶ所のクリップをとります

下側のクリップ シュラウドを外す

これでシュラウドが取れます羽を外すかは 以後の作業によって異なります

必要な工具は 「8mmの六角」 「プーリークランプストッパー」です

8mmの六角とSST L字型レンチとビット型

社外品なら安いアストロ製「プーリークランプストッパー」です
センターボルトは8mmへキサゴンです(L字型六角棒ではまず無理です)

羽を先に外した方が作業がやりやすいです

羽が付いていても外れる 5mmのヘックスと自作SST

プーリーと羽とは「5mmヘックス(六角)」三カ所で止まっています
羽を外すにはこの3本の「5mmヘックス(六角)」を外します

プーリーの外し方 羽付き プーリーの外し方 羽なし

8mmへキサゴンコマにメガネレンチを付けてパイプで延長しています
(それでも固くメガネレンチが曲がってしまうこともあります)

SSTの使い方

ここに引っ掛ける プーリクランプ

M104エンジンのプーリーを取ったところです 凹の場所はここです
この凹にクランプの先を突っ込んでプーリーの穴に引っ掛けて固定します

外した純正品(最初から付いていたもの)103−200−0422

冷却ファン センターの拡大写真

センターの締め付けトルクは 「45Nm」です

2012年追加:
10Nmでは?との問い合わせがありヘインズで再調査しました

冷却ファンと電磁または粘性クラッチ間「10Nm」
粘性クラッチとウォーターポンプ/ベアリングボディ間 「45Nm」

「10Nm」は羽と冷却ファンプーリーを止めている「5mmヘックス」の事だと思います

ではクラッチの中心ボルトの規定トルクは? やはり「45Nm」でしょう


2008年夏最高速号もようやっと「冷却ファンプーリ」交換しました
その模様は 「真夏の自宅整備(ファンカップリング交換他)」です



次は音がしだしたら交換を考えましょう

  「エコンブロワーファンの交換」 です




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