テンショナー交換OK編
さて年末は忙しいので23日にどうしてもやらなければなりません
見なければ良かったのですが、あのVベルトを見てしまうと走る気がしません
通販関係だとちと間に合いません、しかたがないのでヤナセで購入します
まず近所のヤナセに電話した処、在庫ないので休み明けの入荷とのこと
ちょっと遠いけど芝浦ヤナセに問い合わせます 勿論在庫あります(^^)
仕事帰り取りに行きます 夜7時半までやっているとのこと嬉しいです
行ったのは夜ですがこんな立派な建物です 購入したVベルト
011−997−06−92Vベルト定価8930円お持ち帰り価格¥8037円+税
なんでも最近2割アップしたそうです 前は¥7210円だったと思います
さて翌日ベルトテンショナー交換とVベルト交換の作業開始です
サクサクと作業します 外せるものは外して Vベルトの新旧比較
見た目よりゴムの硬さが全然違います やはり新品は良いです
長さを比較してみました2cmぐらいしか変わりません古くても延びないものです
ディスビの4mmHexを3ヶ所外して10mmのボルト4ヵ所外すとカバーが
取れます
前回は惨敗しましたが今回は秘密兵器を作りました
8mmのへキサゴンにメガネレンチをかけてパイプをつなげました
クキッという感じで緩みました\(^^)/ 本当に硬かったです
これで冷却ファンプーリーが取れました この中にオイルが入っています
では、なんで前回は取れなかったのでしょうか
分かってみれば簡単です 油汚れで見えなかったのです(^^;
綺麗にすればこの通り凹が見えますここにSSTを引っ掛けます
プーリーのステーを見れば分かりますが、ボルトを通す穴以外にも穴があります
ここに引っかかってロックされます
300E−24のステー と 320Eのステー
ステーの長さも違うし場所も違います 苦労しました
これでベルトテンショナーが外れるかと思いきやダンパーのボルトを外さなければ
共回りしますのでセンターのボルトを入れて下側11mm上側13mmを外します
ようやっと取れたベルトテンショナー 新旧比較
新旧並べてみます この角度が違います ひねりを利用しているため古いものは
このようになるみたいです 小さく刻印が旧(93) 新(96)とありました
さてこれでベルトテンショナーが取り出せましたので掃除をして取り付けです
インテーク側カムシャフト調整機構ソレノイドのコネクター
こんなところにも熱の影響があります 触たらパキッと割れてしまいました
コンタクトZを塗布してテーピングしました 青いコードはアーシングです
ウォーターポンププーリーとパワーステアリングプーリーの取り付け
外したものにはこのようなマーキングをしておきます合わせ易いし分かり易いです
クーリングファン(羽)締め付けトルク 10Nm
冷却ファンプーリーのセンターボルト 45Nm
冷却ファンプーリーのボルト(4本) 15Nm
ベルトテンショナーマウントボルト 75Nm
ベルトテンショナーアイドラプーリーボルト30Nm
ベルトテンショナープーリーボルト 30Nm
プーリーと取り付けたらいよいよベルトテンショナー本体を取り付けます
ステーの3本13mmネジのうち1本だけがボルト&ナットです
ところがこれがまた奥の方にあって苦労します(二人の時はなんとかなりましたが)
ダンパーの13mmと11mmのボルト締めてなんだかんだで取り付け終了です
さてこれでいよいよVベルトの取り付けです
色々な取り付け方法がありますが普通は右側でしょう
実際に取り付けてみますとベルトはベルトテンショナーをくぐらせて回して
いちばん最後にオルタネーターに引っ掛けます これが痛まない方法だそうです
Vベルトの張り方
13mmのアジャスターを時計方向に回すとベルトが張ってきます
張りがでたら最後に10mmへキサゴンで固定します
この三角マークにプラスティックの矢印を右側(三角の小さな方)に合わせます
アジャスターを締めていきますとテンショナープーリーが振り子状に動きます
これでベルトの張りがでてきます 三角マークは左側(三角の大きな方)に動き
頂点で一番良い張りの状態になりますこれで張り方はOKです
最初にダンパーが延びやすいが縮みにくいといいましたが縮む=緩むですね
ですから延びる(張る)のは簡単ですが縮ませる(緩む)のは大変です
これがダンパーの構造だと思います自動調整というのは何処のことを言うのでしょう
Vベルトの方向は純正番号が読める方向だそうです(まあそうですね)
カバーを取り付けて終了ですお疲れ様でした(^^)
戦いすんで日が暮れて(笑)冬の暮れは早いです今回もお世話になった工具たち
テンショナーダンパーを交換した方々の意見をまとめてみました
「テンショナーダンパー考察」 です