W124のHIDの配線を簡単にするその3
さて実際の作業です
|
|
Aソケット雌 |
ばらす |
Aソケット(ヘッドライト側に付くソケット)
横の爪を外すとこのように端子がでてきます
|
|
自作配線 |
圧着端子 |
色別に線を分けて端子を半田付け直しをします(ピンの位置を間違えないように)
秋葉原で買ってきた中間端子のピンです(ちょうど良い圧着端子は無かった)
線の長さを20センチにしてこのようにつなげました(ソケットとソケットの分だけです)
もう一度配線図を
これを見ればAソケットBソケット間に必要な線は@とCの2本だと分かりますね
配線図通りに線を引き直します(リレーは2個×2セット使いました)
リレー1は
ハイビーム用
入力信号はL側ソケットAより取ります 出力側はソケットBにつなぎます
リレー2は
イグナイター(HID)用
入力信号はR側ソケットAとDに逆流防止用ダイオード(規格V29FR605)を
二個取り付けます(大きければ良いと思います)
出力側はHIDのイグナイターにつなげます(左右で電力の差を無くすためです)
フォグランプ用の配線もBソケットBにつなげます(リレーがあれば明るくなります)
バッテリーからもってきたプラス配線は分岐して(必ず半田で)振り分けます
追加です
「以前の配線図ではパッシングの時にHIDが反応してしまう」という意見がありました
よく確認しましたら確かにパッシングのとき(ハイビーム用端子Aにプラスがくる)と
ダイオードでつないだHIDに
プラス
が行きますのでHIDは点灯します
(実際には時間が短いので点灯まではいたらないと思いますが)
そこで上図のリレーAを追加します
これならイルミネーションの
プラスがこない限りHIDにはプラスが流れません
(これでもイルミネーション中にパッシングをするとHIDは反応してしまいます
が、確率的にはこの状態が一番少ないと思います)
|
|
旧右側 |
新右側 |
|
|
旧左側 |
新左側 |
だいぶすっきりしてきました もう一息です(^^)
|
|
テスター |
点灯テスト |
点灯させる前に必ずテスターであたりましょう 万が一の注意です
テスト点灯! いつでも自分で苦労したものには感動します
配線を綺麗にまとめて終了です ライト取り付けはもう慣れたもんです
終了〜
|
|
完成右側 |
完成左側 |
解体車から外したソケットですがこのようなものはなかなか手に入りません
今回は秋葉原で中間端子(雄側)はありましたが、雌側はよい物が見当たりません
また、ソケットもありませんでしたので(まあ無いでしょうけど)
ワンタッチ切り替え配線キットとはなりませんでした
追加:ハイビームを明るくするために
1:H3バルブの交換
2:リフレクター交換
3:アースの強化
4:ライト内の
+の強化
などが考えられます
新型(2009年当時)HID(日産純正の流用)に交換しました
『日産純正の新型HIDに交換』
です