W124 リザーブタンク交換
経年劣化で必ず漏れてきます漏れを見つけたら早めに対処しましょう
黄色くなってきたらそろそろ交換時期です
交換前の黄色くなったタンクとひび割れしているホース
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リザーブタンク |
劣化したタンク |
おなじみの「リザーブタンク」または「サブタンク」などと言います
明らかにクーラントが漏れています
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ヒーターポンプの上
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上から漏れている |
ホースやキャップ触っても濡れていません
定番のリザーブタンクの割れでしょう 新品に交換です
リザーブタンクの外し方
1:
タンク内のクーラントを灯油用のスポイトなどで抜きます
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2:
ホースを外します 上下3本あります
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3:
センサーの配線コネクターを外す
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4:
フェンダー側の10mmボルト2本を抜きます
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5:
タンク下側にポッチがあってハウス内側に固定されてます
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(真上に持ち上げてタンク本体を抜き取ります)
ラチェットレンチとエクステンションバーを使います
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10mmボルト |
見にくい10mmボルト |
延長バーがないと難しい場所です
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タイヤハウス内から見る |
タンク側のパッキン |
タイヤハウスの中に入って押し上げますまたはタンクを真上に持ち上げます
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外した旧タンク |
新品タンク |
タンクは古くなると黄色っぽくなります新品は白いです
漏れている場所はつなぎ目でしょうが特定はできません
次はレベルセンサーを外します
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スナップリングを外す |
拡大写真 |
レベルセンサーの取り出し方はまずスナップリングを外します
(写真のようなリング専用の
プライヤー が必要です)
スイッチをつまんで引き出します 固着しているのでゆっくり壊さないように
レベルセンサーの爪の大きさが違うことに注意これで上下が分かります
最後に嵌っているOリングを外します できれば新品と交換して下さい
(部品としてでています)
レベルセンサーはこのようになっています
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導通有り(普通の状態) |
導通無し(冷却水が無い) |
フロートが浮いている時→冷却水が有る→導通がある→センサー警告灯が無灯
フロートが沈んでいる時→冷却水が無い→導通がない→センサー警告灯が点灯
よくセンサー(冷却水警告灯)が点灯して消えなくなったといいますが
ほとんどの場合ゴミなどが詰まってフロートが沈んだのが原因でしょう
このように外して掃除すれば大丈夫です そう簡単に壊れる構造ではありません
センサーの刺さっている場所は二重タンクになっていてゴミが溜まりやすいです
取り付け方は外し方の反対です(^^)そんなに大変ではありません
タイヤハウス内側に付くグロメットはあらかじめボディ側に付けておいた方が
簡単に嵌ります できればCRCなどをスプレーしておくと入れやすいです
ホースバンドとホースを付けてLLCを入れて終了です
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最後のLLC補充 |
その後のタンク |
追加 (2003年当時)
124−500−1349 定価 8830円
124−500−1549 定価15000円
124−500−1749 定価 8530円
ホース(ラジエーターからきている)
定価7654円!
ホース(オーバーフロタンクへいっている)定価3769円
次は目立たないけど必ず劣化している
「リザーブタンクホースの交換編」