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W124クーラント交換方法

モデルは W124(300E−24) クーラント交換方法です

準備編
純正クーラント ホースバンド
純正クーラント他 トヨタ製ホースバンド

基本的に必要なものはクーラント3Lバケツだけですがついでに交換したいものもあります

アッパーホース・ロアホース・トヨタ製ホースバンド・サーモスタット・タンクキャップ
この辺のところは  「最高速号クーラント交換編」 を見て下さい

右側の写真は「TOYOTA製ホースバンド」です(E320はこれだけ必要)
300E−24のM104エンジンには細い方が3本、太い方が1本で足ります

(TOYOTA純正番号 細:90467−37005 太:90466−41003)

ジャッキアップとウマ
ジャッキ アンダーカバー
ジャッキアップ+ウマ アンダーカバー

交換手順です

1:ジャッキアップしてウマを掛けます(下にもぐるのでやはり基本です)
2:アンダーカバーを外します (ラジエーターのドレンコックが見えます)

3:ドレンコック横の穴にホース (内径10mmぐらいのもの)を差込ます
4:ドレンコックの赤いコックを緩めます (回し)とクーラントがでてきます

ホース コック
排水用ホース ドレンコック

ドレンコックを開ける時にはラジエーターキャップは閉めておきます
クーラントを出してからラジエーターキャップを開けます(勢いよく出ます)

クーラントが抜けたら「アッパー・ロアホース」「トヨタ製ホースバンド」
「サーモスタット」 などの交換課題をすませておきましょう

こんな所からも抜けます
ブロック プラグ
エンジンブロック 冷却水抜きシリンダー
 
エンジンブロック下側にも19mmのプラグがあります(2Lぐらい抜けます)

平らな受け皿
ホース LLC
平らな受け皿とホース このぐらい出ます
 
エンジン側から抜いたLLC非常に綺麗でした

全部のLLCを計量したところ全部で「約7L」でした
M104エンジンは「9.0L」ですので約2Lは残ったということです


さて次はいよいよクーラントの入れ替えです

5: 古いクーラントが抜けたらドレンコックを締めます
6: 空のリザーブタンクに水(水道水)を入れます
7: 一杯になったらエンジンをかけます
8: リザーブタンクをよく見て水が減ってきたら足していきます

ポンプ ホース
給油ポンプとバケツ ホースと水道水
 
9: 水が安定したらエンジン回転数を2千回転まで上げます
10: ヒーターを全開にして水を循環させます

2千回転 ヒーター
2千回転 ヒーター全開
 
11: サーモスタットが開くと一気に水が減りますがその分水を足します
12: 水が安定したらドレンコックを開けます(古いクーラントが出てきます)

きれいな水 ホース
きれいな水 ホース

13: ホースをリザーブタンクに入れて水を足していきます
  (流れる分と足した分が同じになるように量を調整します)
14: そのまま5分間ぐらい循環させます これで終了です

古いクーラントがキレイになったところで新しいクーラントを入れます

純正LLC(1.5L×2缶)とマイナスアルカリオイン水(3L×2缶)

LLCと水 タンク
純正LLCとイオン水 ラジエータータンク

水道水を抜いてからクーラントを入れます(ドレンコックを締め忘れないように)

完全に冷却水を抜いた場合は先に2Lの水を入れてからクーラントを入れる指示があります

希釈濃度は50%〜60%東京なら40%でも構わないと思います

クーラントには錆止め、水温を下げる効果があります気候で濃度を変えないように

15: 一旦エンジンを止めてドレンコックから水を抜きます
16: 次にLLCを2缶を入れます(1.5L×2で3L)
17: 足りない分ミネラルウオーターを足します

希釈する水は水道水でも構いませんしかし地下水は鉄分が多く含まれているので
向きません ミネラルウォーター(不純物のないもの濾しただけのもの)


できれば精製水が良いと思います

エア抜き
ボルト タンク
サーモハウジング 走ったあと

サーモスタットの頭にボルトがあるタイプなのでここを緩めてエアを抜きます
最後に水漏れがないか確認して終了です走った後に減った分足しておきます

このような完全な交換でなくてもよいのでできれば2年に一回は交換しましょう

クーラントが減っていないか 増えていないか 汚れていないか などの点検ばかりでなく
アッパー・ロアホースやサーモスタット、サブラジエーターキャップなどの点検にもなります


次は  『実践:最高速号のクーラント他交換編』  をどうぞ



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