ウオーターポンプ交換その2
とても細かいM104(24V)の交換マニュアル編 その2
プーリーのボルトを緩めて下準備が終りました いよいよVベルトを外していきます
まずVベルトの作業で邪魔になるファンを取ります
羽だけと取らずにファンカップリングごと外せます
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クランプ止め |
8mmHex |
このクランプ止めは絶対必要です千円内で買えますので用意しておきましょう
8mmHexはラジエーターがあって隙間がないのでこのような使い方をします
クランプ止めの使い方
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外し方 |
穴 |
この穴にL字型の先をつっこむとプーリーの穴に嵌りロックされます
この状態で8mmヘックスビットで緩めます穴に嵌れば供回りをしません
8mmヘックスビットとメガネレンチ
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8mmHex+メガネレンチ |
パイプで延長する |
このようにヘックスビットに直接メガネレンチをかけてパイプで延長して回します
最初は本当に固いですがクキッという感じで緩みます
(逆ネジではありませんL字型六角ではまず無理です8mmビットを用意しましょう)
いよいよVベルトを取り出します
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ステー |
センターボルト |
ベルトテンショナーを止めているステーです センターのボルトを緩めます
(プーリーがないとよくわかると思います写真右のように場所が分かりにくいです)
10mmのヘックスですここは隙間がありますのでラチェットレンチが入ります
(ファンカップリングセンターボルトほどではありませんがここも固く締まっています)
最初はブレーカーバーを使いましょうラチェットレンチを使うのは緩んでからです
次はVベルトを緩めます
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調整ネジ |
ボルト |
調整ネジを右回転で回してVベルトの張りを緩めます
(反時計回りにすると奥に引っ込んでいき緩みます)
充分緩んだらVベルトを外しにかかります
ベルトテンショナー図解
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図解 |
点検 |
Vベルト外す時に、慌てなくてもよいように図面を書いておきましょう
ついでにVベルトの点検をしましょうヒビ割れなどないか確認をします
純正番号(011−997−06−97)8930円最近トヨタ製のに交換する人が増えてます
次はプーリーを外していきます
まず300E−24だけに必要なクーリングファンのプーリーです
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クーリイングプーリー |
ファン |
クーリングファンごと取ってしまえばプーリーだけ見えます(写真では付いています)
このプーリーを取らなければステーのボルトにアクセス出来ません(300E−24)
(13mmボルト4本ですこれを外すのも先ほどのプーリークランプを使います)
次に2個のプーリーです
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2種類のプーリー |
ウオポン・パワポンププーリー |
先ほどボルトを緩めておいた(この状態からだと緩めるのに苦労します)
「ウオーターポンププーリー」「パワーステアリングポンププーリー」です
ベルトテンショナーを外します
忘れないうちにダンパー上のボルトを外しておきます 13mmです
(このボルト外して置いておくと何処のか忘れてしまいます荷札でも付けておきましょう)
ダンパー上側のボルト(13mm)
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ダンパー上側 |
13mmボルト |
下側11mmは外さなくてもそのままテンショナーに付けたままで外せます
ステーを止めている13mmのボルト
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ステー |
パワポンプ |
ステーにはセンターボルトと3本の13mmボルトが付いています
パワステポンプの台座と元締めされてます
(下側のボルトは裏側にナットが付いていてこのままではいくら回しても外れません)
(非常に狭い裏側に手を入れるかスパナで止めるか磁石でくっつけるかして外します)
ベルトテンショナーステー
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センター |
下側のボルト&ナット |
センター10mmヘックスボルト 非常に外しにくい13mmボルトとナット
これで知恵の輪状態でベルトテンショナーを外します
ベルトテンショナー
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テンショナー |
取り付け状態 |
ダンパーも付いています 調整ボルトも付けてあります
ステーを外してテンショナー本体を下側から取り出します
調整ボルトの取り付け位置はこの状態ですのでこのようにセットしておきます
これでベルトテンショナー本体が外れてウオーターポンプが良く見えます
一息入れてウオーターポンプをじっくりと観察しましょう
次は こちら
「ウオーターポンプを外す編」
をどうぞ