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フロントハブベアリング交換 その2

「ベアリングを外して洗浄までしました」  今度は計測と取り付けです

取り付けとクリアランスの調整です

打ち込む アウター大
打ち込む 完成

古いアウターをあてて打ち込みます コツコツと回しながら入れていきます
きちんと入ると音が変わります(金属音になる)そこで終了します

グリスを二等分する

グリス半分 グリスアップ
グリスを半分にする グリスを塗り込む

純正のグリスチューブです内量は150gですので半分の75gを取り出します
新品のベアリングにグリスを押し込みますハブ内側にもたっぷり押し込みます

アウター小 打ち込み
インナー側シール 完成

今度はインナー側のシールです同じく古いアウターを使います
水平に打ち込んで音が変わったら終わります無事取り付きました

シール ベアリング
シール打ち込み ベアリングにグリス

次はアウター側(大きなベアリング)にシールを打ち込みます
ちょうど良いサイズのTOOLが無いので木材を使いました

ベアリングのグリスアップはこのようにグリスを押し込むように付けます

組み付け 計測
組み付け 計測

組み付けます シャフトに真っ直ぐにハブを入れてベアリング小を押し込みます
最初からベアリングを付けますと落ちてきます

ベアリング小を入れたらワッシャー、締め付けナットの順で取り付けていきます
これで『フロントローター』を取り付けます いよいよクリアランスの調整です

クリアランスの調整は大変デリケートですできればダイヤルゲージを使って下さい



クリアランス調整方法(一例)

ベアリング、ワッシュアー、ナットを取り付けたらローターを取り付けます
上の写真ではホイルボルトに切断した金属パイプをはさんで固定しています

ベアリングを締め付けます(22mmのオープンスパナで回していきます)
硬くなったところでやめてセンターをプラハンなどで叩いて馴染ませます

次にナットを戻していき、手でガタが分かる地点を覚えておきます
ナットの位置はその間です もう一度ガタが無くなった地点まで締めます

マグネットベーススタンドをローターに固定します中心のワッシャーに合わせます
0mm調整をしてガタを確認しながらナットを戻していきます

(この辺で手で回せるぐらいナットは緩くなっています)

ダイヤルゲージの目盛が 0.01mm〜0.02mmが指定されたクリアランスです
最後に締め付けナットに『5mmヘキサゴンネジ』を締め (12Nm)固定させます

これでクリアランス調整は終了ですのでキャップ(これにも余ったグリスを入れておく)

取り付けて(これが結構難しい)本当の終了です お疲れ様


次も脚回りのオーバーホールです

「フロントキャリパーのオーバーホール」