コの字シール交換 実践編
オイル漏れの定番『コの字シール』交換です
「M104エンジン解剖編」もご覧下さい
最高速号 W124 300E−24 92年式 自宅車庫での作業です
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準備万端 |
24Vエンジン |
自宅駐車場です 一応屋根はあります が、その屋根のおかげで全開にできません
作業開始前に軽くエンジンをかけておきます 只今99545kmです
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アンダーカバー |
クーラントを抜く |
下に潜ってアンダーカバーを外します このようにオイル漏れがあります
ホースをつないでクーラントを抜きます 再利用しますのでバケツで受けておきます
この辺のところは
「クーラント交換編」 をご覧下さい
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バッテリーを外す |
ファンシュラウドを外す |
バッテリーマイナス端子を外します今回は充電をしたいので取り外しました
冷却ファンのシュラウドとフロントカバーを外します(広げるように爪を折らないように)
外し方は
「冷却ファンプーリーの外し方編」 をどうぞ
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エアクリーナーを外す |
カバーをする |
次はエアクリーナカバーを外します 外し方はこちら
「エアクリーナーの外し方編」 をどうぞ
忘れずにカバーをしましょう何か落としたら大変です
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プラグコード |
デスビ側 |
プラグカバーを外してプラグコードを抜きます プラグキャップにはマークを付けておきます
デスビ側にもマーキングしておきます(今回は外さないので必要ありませんが)
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デスビカバー |
プラスティックカバー |
5mmヘキサゴンでデスビカバーを外します 三箇所止めです
プラスティックのカバーを外します 10mm4箇所止めです
ここまでは冷却ファン(羽)が付いていても邪魔になりません
羽の一部が広がっているのを知っていますか これは作業がしやすいためにだそうです
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冷却ファンを外す |
すっきり前側 |
これからの作業のため冷却ファンを外します (外さなくても作業はできます)
5mmL字型六角とエクスションンバーを組み合わせたSST使っています
すっきりしたエンジン前方 デスビキャップとコードはこのようにまとめておきます
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カムシャフトポジションセンサー |
カムシャフト調整ソレノイド |
カムシャフトポジションセンサーを抜きます ソケットを引くと抜けます
5mmヘキサゴン上下二個を外しても良いのですが抜いた方が簡単です
インテーク側カムシャフト調整機構ソレノイドからコネクターを抜きます
以前抜くときにパキッと割れてしまいました熱の影響でしょうか
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ウオーターポンプ |
固定金具 |
ウオーターポンプに行っているホースを外します10mmのボルト一箇所止めです
ホースを固定しているボルトを外します5mmヘキサゴンです
このような細かい作業には3/8インチのラチェット(Bate)を使っています
ギヤも72枚で1/2インチのラチェットよりも細かい仕事に向いています
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オーリング |
ダンパー上側 |
手前に引っ張ると外れます このためにクーラントを抜いたのですが少しこぼれます
忘れないうちにこのオーリングを取り替えます 新旧の違いが分かりますか?
ベルトテンショナーダンパー上側のボルトを外します13mmです
さてここからデスビ関係ですが大変苦労しました(^^;
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デスビローター |
デスビ固定ボルト |
デスビローターを外します 3mmの六角を使いました パキッという感じで緩みます
次は固定ボルトです トルクスT30というのを使っています
最近セットで買いました(E型とセットです)買っておいて良かった〜
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固定ボルト拡大 |
抜けた跡 |
固定ボルトは簡単に取れました これで固定ブラケットが外れるはずですが
いくら引っ張っても抜けません???回すのかな??
プライヤーやウオーターポンププライヤーでいくらやってもびくとも動きません
マニュアルやホームページ見てもこの辺のところはでていません
思い切ってウオターポンププライヤーで回すとコクッとほんの少し動きました
何回もやっているうちに段々動きが大きくなりました 最後にはスポッと抜けました
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抜けてきた |
抜けた! |
何回もやっているうちにようやっと抜けてきました 抜けてみれば分かります
鉄と鉄で錆びて固着していました(切り込みがあるので差し込む向きは決まってます)
これで邪魔になるものはなくなりましたのでいよいよヘッドカバーを外します
「コの字シール交換その2」 に続く