コの字シール交換

 オイル漏れの定番コの字シール交換マニュアル編です
 涙と笑いの  「コの字シール交換ドキュメンタリー編」 はこちらでどうぞ
 (できれば  「M104エンジン解剖編」 もご覧下さい)

 作業開始前に軽くエンジンをかけておきます(クーラントを抜きますのでほどほどに)

アンダーカバー クーラント
アンダーカバー クーラントを抜く

 下に潜ってアンダーカバーを外します オイル漏れはありませんか?
 ホースを繋いでクーラントを抜きます 再使用する場合はバケツで受けておきます
 この辺のところは  「クーラント交換編」 を見て下さい

バッテリー ファンシュラウド
バッテリーを外す ファンシュラウドを外す

 バッテリーマイナス端子を外します(安全のため)
 冷却ファンのシュラウドとフロントカバーを外します(爪を折らないように注意)
 外し方は 「冷却ファンプーリーの外し方編」 をどうぞ

エアクリーナー カバー
エアクリーナーを外す カバーをする

 次はエアクリーナを外します フタ、エアクリーナー、カバー順番に外していきます
 外し方はこちら 「エアクリーナーの外し方編」 をどうぞ
 忘れずにカバーをしましょう何か落としたら大変です

プラグコード デスビ側
プラグコード デスビ側

 プラグカバーを外してプラグコードを抜きます プラグキャップにはマークを付けておきます
 プラグコードの取り回しも忘れずにメモか写真に撮っておきます
 デスビ側にもマーキングしておきます(今回は外さないので必要ありませんが)  

デスビカバー デスビローター
デスビカバー プラスティックカバー

 5mmヘキサゴンでデスビカバーを外します 三箇所止めです
 プラスティックのカバーを外します 10mm4箇所止めです

 ここまでは冷却ファン(羽)が付いていても邪魔になりません
 羽の一部が広がっているのを知っていますか これは作業がしやすいためにだそうです

冷却ファン エンジン前側
冷却ファンを外す すっきり前側

 これからの作業のため冷却ファンを外します (外さなくても作業はできます)
 5mmL字型六角とエクスションンバーを組み合わせたSST使っています
 すっきりしたエンジン前方 デスビキャップとコードはこのようにまとめておきます

カムシャフトセンサー ソレノイド
カムシャフトポジションセンサー カムシャフト調整ソレノイド

 カムシャフトポジションセンサーを抜きます ソケットを引くと抜けます
 インテーク側カムシャフト調整機構ソレノイドからコネクターを抜きます

ホース止め 固定金具
ウオーターポンプ 固定金具

 ウオーターポンプに行っているホースを外します10mmのボルト一箇所止めです
 ホースを固定しているボルトを外します5mmヘキサゴンです

オーリング ダンパー上側
オーリング ダンパー上側

 手前に引っ張ると外れます このためにクーラントを抜いたのですが少しこぼれます
 忘れないうちにこのオーリングを取り替えます(オーリングは注文しておきましょう) 
 ベルトテンショナーダンパー上側のボルトを外します13mmです 
 
さてここからデスビ関係です

デスビローター デスビ固定ボルト
デスビローター デスビ固定ボルト

 デスビローターを外します 3mmの六角を使いました パキッという感じで緩みます
 次は固定ボルトです トルクスT30というのを使っています

 固定ボルトは簡単に取れます これで固定ブラケットが外れます(はずですが)
 固着している場合はウォターポンププライヤーで回します(最初はほんの少し)
 何回もやっているうちに段々動きが大きくなり、最後にはスポッと抜けます
 ブラケット壊さないようによう気を付けて下さい

抜けてきた 抜けた
抜けてきた 抜けた!

 普通このように固着しています ボルトを抜いただけではなかなか取れません
 鉄と鉄で錆びて固着しています(切り込みがあるので差し込む向きは決まってます)
 
これで邪魔になるものはなくなりましたのでいよいよヘッドカバーを外します

ヘッドボルト15本 取り出したボルト

 ロッカーカバー(ヘッドカバーを改めて)固定ボルトを抜きます
 全部で15本あります(プラグ側に3本あります)忘れないように
 長さが違うので外した位置をメモするか番号を振っておきます
 このように並べておけば間違いません

プラハンで叩く ロッカカバー

 総てのボルトを抜いたのを確認したら ロッカカバーを剥がします
 外すというより剥がすですね シールが固着していて簡単には外れてくれません
 プラスティックハンマーで周りを叩きいていきます 軽く何回もです
 最初ゆすってもびくともしませんこの時にマイナスドライバーでこじってはいけません
 これは 絶対にやってはいけないこと!です
 何周も叩いているうちにちょっと動きだします ゆすって叩いてゆすって叩いて
 とやっているうちになんとなく剥がれてきます (後ろ側から剥がすのがコツです)
 前側は熱で固着しているのかなかなか剥がれてくれません

パッキンの後ろ側 養生

 パッキンの後ろ側はこのようになっていて密着していない部分が剥がれやすいようです
 エンジンが丸裸になりますのでカバー(養生)をしましょう

M104エンジン カムのアップ

 こんな感じになります エンジンの構造をよく見ておきましょう
 黒い輪は プラグホールシールです  カバーを剥がした時にエンジン側にくっついてました
 これが劣化しますとプラグにオイルが付着(溜まり)ます
 
ヘッドカバーパッキンを取り付ける

 パッキン(ロッカーカバーシール)には溝があって溝をロッカカバーに嵌め込みます
 まずロッカーカバーの掃除からです

掃除&脱脂 シール

 掃除&脱脂をします 脱脂もきちんとしないとシールがちゃんと嵌ってくれません
 ロッカカバーシールリペアキットに入っていたプラグホールシールを取り付けます
 プラグがオイルで汚れている場合 原因はこのシールの劣化です新品に交換しましょう
 さてこの先は長いので、絶対傷を付けない場所に保管しておきましょう

 次は「タイミングチェーンカバー」の取り外しと「コの字シール」の取り付けです

    「コの字シール交換その2」に続く
 


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